株式会社佐藤林業 木を育て、木と共に80年
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ノッチに穴をあけて
雨水の浸入を防ぐ


「夢の丸太小屋に暮らす 2014 No.139」より

佐藤林業では、粗削りした材を乾燥機にかけてから再製材して建材に仕上げている。ここでログメーカーから注文を受けた棟別に、各部材をプレカットしていく。まずモルダー加工し、次に悪い部分をふたり体制で目視により取り除きながら行うカット、そして.ボルト穴あけ、ノッチ継ぎ手加工といった作業を、それぞれ別の機械で行っているのだ。
「うちでは、オートメーション化はあえてしません。軸組み構法と比べ、角ログのプレカットは1mmでも狂ってしまうと、組めなくなるからです。それを防ぐためには、作業ごとに機械を分け、人の目で確認するしかないんです」機械の作業台には、壁の面ごとの詳しい設計図が置かれていた。

「図面の部材をカットし終えたら、工場の床にすべてを並べてみるのです。そこで、間違いや狂いがあった場合は、再度修正します」優良な木材を使い、長年の実験に裏打ちきれた乾燥を施し、精密な加工で仕上げる。これだけの工程が確立されていると、自社でログハウスを建てられそうだ。「餅は餅屋でいたほうがいい。ログハウスは、完成したあとに長年続くメンテナンスも大切です。そこに力を注ぐのではなく、いままで培ってきた製材所のノウハウを生かして、ログ材の供給に徹したいのです」
そう答える佐藤さんは、気候や土壌に合った理想的なログハウスを模索し、ログ材を加工する会社としてできることは何でも試してきた。そのひとつが、ノッチ部分に特別な加工を施していることだ。

「九州は台風の通り道ですが、最近は全国的に集中豪雨が多発し、ログハウスの横風による漏水は常に悩みの種です。とくに窓回り、ノッチからの漏水防止は施工側だけでなく、口グ材をつくる側も一緒になって考えなければなりません。5年前に国土交通省より補助をしていただき、日本ログハウス協会で熊本のYKK八代工場にて漏水実験を行いました。そのときにノッチ部分に穴をあけ、水抜け穴として利用できるかを検証し、いい結果を得ました。それを元に、当社も本絡的に水抜け穴の加工をできるようにして、物件ごとに対応しています」

加工にはとても手聞がかかるが、輸入材にはない取り組みでもある。「もともと含水率が高いスギは、木の繊維がスポンジのようになっています。それが、湿気を吸ったり吐いたりする効果をもたらすのです。柔らかいので床材にしても足触りがよく、子どもにも安全です。最近は木材の空間がストレス解消や集中力を高める効果も科学的に証明されはじめています。国産のスギは、日本の生活にピッタリの建材といえるでしょう」国産材のよさを最大限に引き出し生み出される製品が、メーカーの注目を集めつづけている。
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