製材
熊本県東部の山都町にある山を守りながら、大切に手入れしてきた山の木を加工販売しております。
また、熊本県内外の手入れされた森林からの木材を独自の基準で仕入れ、加工しております。
流れ
1 仕入れ
熊本県内や、県外の良質な木材の集まる市場から、原木を仕入れます。
製材後にどのような製品が取れるかを経験から判断し、入札します。
2 製材
実際に仕入れた原木を製材していきます。
大きいもので長さ8mにも及ぶ原木を製材することもあります。
第一製材所では特殊材と一般材を、第二製材所では一般材を製材しています。
第二製材所で製材中。
マシンごとに担当がいます。
3 乾燥
木材の強度、加工精度、寸法の安定性、耐久性の向上のために乾燥させます。
木材が割れる可能性があるのを考慮して、サイズによって乾燥方法を調整します。
乾燥工場
木屑ボイラー
こだわり
熊本県東部の山都町にある山を守りながら、大切に手入れしてきた山の木を加工販売しております。
また、熊本県内外の手入れされた森林からの木材を独自の基準で仕入れ、加工しております。
製材のこだわり
- 材に応じた製品づくり
- 一般建築材に関しては、量を多く製材することが主流になっておりますが、当社では、注文製材を基本としているため、ニーズに合った製材を心がけています。育った環境によって生じる木材のクセを熟練工が一本一本見て、その材に応じた製品づくりをしております。
直径40㎝の杉材を製材中
人工乾燥のこだわり
- 用途に応じた乾燥処理
- 製材時に粗挽きし、乾燥処理を施します。
粗挽きというのは、仕上がりの寸法より約10~30mmくらい大きく製材することです。これは仕上げの際に表面を削る必要があるためと、乾燥処理をすると材料から水分が抜けて縮むために行います。
また、乾燥処理を行う理由として、製材したての材は水分を多く含んでいます。この乾燥処理を怠ると、ヒビ割れや曲がりの原因となり、不良材となってしまいます。品質の低下を防ぐためにこのような作業を行います。
乾燥処理後は、再製材(修正挽き)または、モルダー(四面プレーナー)加工して製品ができあがります。
主な材料
県内産の杉(メアサ・アヤ系)・桧等60年以上の風雪に耐え、色・目あいの良いものを中心に、他社にないこだわりをもった独自の仕入れをしております。
高級材に関しても100年から300年生のものを九州内はもとより全国より仕入れており、お客様のニーズに対応できるように心がけています。
また、杉・桧以外にも広葉樹(欅、楠、タモ、イチョウ等)も取り扱っております。